やんなりソーダ
無気力が急襲する。じっと耐え、やばみを逃がす。
普通に出勤し、時世柄早帰りし、生活の何もなさにどうしようとなる。
景色の変化が欲しいと強く願っている。余計な不安を抱えず、電車に揺られたい。
部屋の中でも楽しめる筈なのだけど、急に来る何もなさに厭になりそうだ。
こうなると本も音楽もイマイチで、もう眠るしかない。
(何もせず眠れるだけまだ大丈夫なのかもしれない)
美術館に行き、作品をじっと眺める時間が欲しい。
時間はある筈なのに、こんなにも窮屈な残念な我が肉の身体。
部屋でネイキッドな自分とずっと向き合うのには結構飽きた。
暗いことは身内には吐き出しづらい。インターネットの海はこういう時便利だ。
こんなノリで廃棄物とかも流されてるのかね。臭いものには蓋を!
近くの店をささやかに支援するのが今の数少ない楽しめていることだ。
支援などとはおこがましく、むしろこちらが気持ち的にたいへん助けられている。
美味しいものの正しさは、揺るがない素晴らしさだ。
無理のない範囲で、諸々に気を付けて通うことができればいい。
どうか私の好きな店よ無くならないで。
BGM: 特になし